今日は家の仕上げの話です
ビニールクロスや漆喰や珪藻土などいろいろと
室内仕上げはあります
ビニールクロスに多いのですが
燃えにくい壁紙として難燃材料というものがあります
でも難燃材料といっても
燃えないわけではありません
「燃えにくい」というだけ
そして燃えにくいだけならいいのですが
火があたると燃えるまで燻り続けます
くすぶるってことは
不完全燃焼をしているということ
燃えるだけの火力や
空気が足りないためですが
ここに問題があります
不完全燃焼の時は
一酸化炭素や他の有毒ガスを発生しやすくなります
結果どうなるかというと
逃げ延びる時に意識を失ってそのまま、、、
ということに
極端な話になりますが
火が出て燃えたら分かりやすいのですが
火がつきにくい代わりに有毒ガスで
先に動けなくなるのです
![](https://i0.wp.com/shimconoie.com/wp-content/uploads/2022/10/IMG_1591.jpeg?resize=728%2C546&ssl=1)
よく火事で逃げ遅れて
寝室で亡くなっていたりという話がありますが
あれは逃げる前にもう有毒ガスで意識を失ってしまった状態です
自然素材だから燃えないということはありませんが
まだ昔から蔵などでも使われている
防火素材の漆喰仕上げなどは安心と言えます
最近の家の内装は化学的に調合して
石油由来でつくられているため
本来燃えやすく黒い煙も出やすいものばかり
それを無理やり燃えない加工をして
本末転倒な状態です
もっと素直に作った方がいいのではないでしょうか
素直に自然に
きっとあなたにもそんな自然な暮らしが
お似合いです
素敵な一日をお過ごしください