天井に夜空の星の照明と戦後アメリカ文化

普通は天井高2.4mぐらい

フラットな天井がついています

その真ん中に照明がポンとついておしまい

これが当たり前の日本の家
今も変わらずそんな家が
ほとんどだと思います

しかも真っ白い蛍光灯の名残で
LED照明になった今も昼白色と呼ばれる
青白い照明が一般的

これもまた当たり前に
戦後アメリカから
輸入された文化の一つ

戦後日本はアメリカに憧れました
ものも豊富で安くて
我慢しなくていい文化

おおらかで年功序列がなく
新しい時代を感じさせた
アメリカ文化でした

でもアメリカ人の生活自体が
蛍光灯一灯で満足するような
暮らしではありません

彼らは自身の出自から
ヨーロッパ文化への憧れがあります

そして彼の国からの移民も多いため
祖国の習慣や文化も
引き継いできています

キャンドルの明かりもそうですし
それに伴う電球色の暖かい照明も
大切にしています

そして私たち日本人も実は
蝋燭や囲炉裏の文化がありますよね

そして世界中のどこだって
夜空を見れば星が瞬いています

夜空の星たちのような天井を作りました

梁などの構造材に照明を配置して
夜になると本当に星の瞬きのように
見えてくるから不思議です

壁や床などを優しく照らしながら
豊かな時間が流れています

たった照明だけの違いでも
部屋の雰囲気は格段に変わります

もちろん名作と呼ばれる照明器具を使うと
リビングの雰囲気も上質でとても豊かなものに

いつもの食事がより美味しくなりますし
いつものお酒がなぜか
美味しく感じられます


不思議ですよね

プライスレスな時間と上質な暮らしを

ちなみにこれは消費電力の少ないLEDで
しかも調光をかけていますから
電気代もほとんどかかっていません

多少照明器具代はかかりますが
それ以上のプライスレスな時間が
いとも簡単に手に入ってしまいます

単なるいつもの夜がドラマティックに
手抜きした料理でも上品に感じられますし

週末の時間の流れ方がゆったりとして
心も体も癒してくれることでしょう

外はまだまだ寒いですね
今日も暖かくしてご家族で
素敵な週末の夜をお愉しみください

わたしもそうします