諫早だから考えるデザインのシムコノイエ

 
東京インターナショナルギフトショーに
メイドイン諫早プロジェクトの
デザイナーとしてブースに立ってきました
 
日本では一般の人には建築とプロダクツデザインとは
繋がらない人も多いですが、
海外では建築がデザインの最高峰にあります

 

 
どんなデザイナーも建築の学校で
この世界の空間デザインを学びます
 
 
ですから建築家が橋から
椅子から列車から食器に至るまで
日常的なあらゆるモノを
哲学を持って設計デザインしています

 

 
だから永く愛されるものが海外に多いのも事実です
哲学がありますから
 
もちろん日本にもあります
メイドイン諫早はそんな生きる哲学をもって
諫早にいるデザイナーと諫早の専門技術者のみんなで
一緒に楽しみながらつくっています
 
それにしても今年はたくさんの人

結構海外の人たちも興味深く
諫早石やコーヒードリッパー
和紙畳のマガジンラックなど見ていかれました

 
会場では一年ぶりの会場で会う
九州クラフトデザイン協会の作家さんたち
数年ぶりに会うデザイナー仲間の人たち
わざわざ会いにきてくれる
ロンドン時代の友人たちや
諫早ということで足を止めて
質問をしてくれる人たち

 
 
今年はもう去年までのコロナの影響もなく
世界中からたくさんの人が集まっています
 
 
 
大量に生産して消費する時代から
より個人的により社会的に
意義のあることが大切な時代だと
シムコノイエはおもいます
 
 
好きでもないもので部屋を飾るより
大好きなものをそばに置いておきたい
 
 
今年はコーヒードリッパーに
興味を持つ人が多いです
 
 
ゆったりした時間の豊かさ
そんな時間を持つことの大切さを
みなさん味わっていらっしゃると感じました
 
 
シムコノイエ、モメントスが参加する
メイドイン諫早プロジェクトの
商品は決して安くありません
 
 
100人いて50人が買ってくれるものではなく
大衆受けはしなくても一部の人の琴線に触れる
美しくてインテリア性の高いものを作っています
 
 
シムコノイエのインテリアにはもちろん合います
私たちがデザインしているから当然ですよねw
 
 
 
ニトリも最近は悪くはないけど
せっかく美味しくコーヒーやお茶を飲むなら
どんな人がどんなところで作ったものか
わかった方が愛着が湧きます
 
 
 
MUJIはコンセプトとして
デザイナーの名前は出していませんが
それなりに部屋の中の雰囲気や時間の流れを考えて
作られているので扱いやすいと思います
 
 
 
しかし住宅のハコを
デザイナー任せのところが増えました
 
 
作り手がそんな暮らしをしていないし
興味がないのですから
ハリボテになるのは仕方がありません
 
 

諫早の地でどんな楽しい暮らしをしますか?

 
 
最近は薪を割りつつ
シムコノイエとしてはやっぱり
自然の天然素材って気持ちいいねと
澄んだ空気の気持ちよさを味わいつつ
諫早暮らしを堪能しています
 
 
 
 
本物の鉄は鉄らしく、
アルミらしく、そして木は木らしく
そうしたらシムコノイエが出来上がりました
 
 
もう1ヶ月もしたら桜の季節がきますね
ひまわりに桜のマネはできません
 
 
あなたはあなたらしく暮らしてください
 
 
自分に正直に
自分に優しい眼差しを
わすれないで
 
 
今日も素敵な1日をお過ごしください