シムコノイエの文字のある風景

シムコノイエの大きな看板がしばらくの間
美しい水盤に映えていました



実はこれ、私の好きな風景をモチーフにしています



遥か遠くヨーロッパの果てにある島国の
そのまた北方にハイランドを含む精霊たちが住む場所があります
その北西に小さな島があります


そこはあまり農作物の栽培には恵まれていませんが
泥炭など土地性を活かして独特の飲み物を生み出した土地です



その島の名前はアイラ島
スコッチウイスキーのメッカとも言われる場所です



そのアイラ島に一際強烈なフレーバーの
スコッチを生産するところがあります



ラフロイグ蒸溜所と呼ばれるその工場の見た目が
非常に美しいのです


実はその美しい佇まいをモチーフに
シムコノイエのアルファベットの壁面は生まれました



時にアイラ島と同じく水盤に映える工場になり
時に緑の絨毯や金色の野に恵まれた風景になります

作るなら人々の心に響く建築を


人々の脳裏に残り暮らしの記憶に残る建築でありたい
子どもたちの原風景にあるものその記憶の一部に
残ってもらえる建築、家、街並み出会って欲しいとおもいます



何よりも佇まいが美しくあることが
神々しい世界とのひとつの接点でもありますので
その気持ちを大切に風景の一部を作りたいとおもいます


今日も素敵な一日を
私もそうします