諫早長崎から3.11を振り返って

はや13年


東北の震災からもうそんなに経つんですね。



今日はちょうど小学生の子が
帰ってきたタイミングだったので、
一緒に黙祷を捧げました。

あの日、私たちはたまたま東京にいました。


あの日帰る予定が、予期せぬ出来事で
その日までの当たり前が一気に崩れた瞬間に
予期せず出逢いました。


情報も入らず
無事であることを長崎の両親に
知らせることもうまくいかず



あらゆる交通がストップし
とりあえず飛行機だけはキャンセルするも
津波警報で高台に避難して。


寒空の下、心のというか
なぜだか不思議な安心感と


安全なところがどこかを
肌で感じる敏感なセンサーが
発動して事なきをえました。


家ごと流され、街が消え
そして今もまだ以前のような暮らしは
程遠いのが現状だと思います。


ここは諫早長崎。
そんな震災地域からははるか遠い土地。


でも、だからこそ危険だと思います。
誰も長崎が危ないといっていません。


南海トラフの場所は
みんな危機意識を持っています。



でも長崎県はそんな災害とは
無縁の場所のように感じます。

だからこそ、起きた時は
大災害になるでしょう。


山手の家は崩れるでしょうし、
埋め立て地も地盤沈下がおきますし
津波もくるかもしれません。


せめて、、、
古い建物でも耐震補強や
逃げ込んで無事なセーフゾーンを
家の中に持っておきたいものです。

地震避難のセーフゾーンを作る



逃げるならユニットバスや
トイレなど小さなスペースがおすすめです。


リビングや畳の間などの広間は
2階があるとつぶされてしまいますので気をつけて。


シムコノイエは、
いざという時にも避難できる場所も含めて
家をデザインしています。

リノベの時も逃げ込める場所を作り、
新築なら地震にも強い家をデザインして。


多くの命が助かる家、
多くの命が助かる街にしたいですね。


3.11の黙祷を捧げながら
当時のことを思い出しました。


改めて亡くなられた方へ
ご冥福をお祈りします。

また、北陸の震災も
1日も早い復興を願ってます!

素敵な明日がくることに
感謝いたします。