諫早のアイデンティティを感じる暮らしと家づくり

「欲しいものが欲しいわ」

その昔、消費全盛時代を象徴するフレーズでした

もはやモノは溢れ、
誰もがモノに溢れた暮らしをしています

仏教徒でもあるチベットの人たちと比べると
恐ろしくモノが多い日本人

チベットの人たちに
「最も大切なモノを持ってきてください」
とお願いすると「仏具」を持ってきます

日本人にとって大切なモノは
仏具などではなく電化製品たち

なんだか虚しさを感じるのは私だけでしょうか?

私たち日本人は何を
信じているのでしょうね

きっとあなたのお父さんお母さんたちと
あなたは違うはずです

ずっとずっと当たり前のように
モノがあり人のモノを奪ったり
盗んだりすめ必要もありません

モノが豊かにしてくれると
信じた先に何もなく
行き場を失った日本人

でもそのアイデンティティに宿したもの
もう壊れそうなほど脆く
不確かになった記憶を
今紡ぎ直している最中かもしれませんね

便利なモノに囲まれていても
生活を豊かにしてくれるわけではありません

あなたの人生を豊かで
幸せにしてくれるわけではありません

もしもあなたが諫早に生きるなら
諫早の地で数千年数万年かけて育まれた石を
身近に置いてみてはどうでしょう?

大して役に立つモノではありません

重いし砂岩なのでポロポロ少し崩れるし

でもなんというか優しい質感があります

諫早石で作ったインテリアの品々 メイドイン諫早プロジェクトより

私たちを拒絶しない優しさ

ひんやり冷たいのだけど
拒絶することなく只々
そこに在り続けた記憶の塊

あなたのアイデンティティの一部として
そしてこの地を誇りに念う気持ちと共に

そんな肥前諫早の素材を
家づくりに使うのもオススメです


シムコノイエは家づくりを通して
アイデンティティを感じる暮らしを
肥前諫早でデザインしています

ステキな週末をお過ごしくださいね