いろんなものが工場で
作られるようになって
あらゆる世界で目利きが
いなくなっていると聞きます
暮らしの中で「本物」が
なくなってきましたから
仕方がないのでしょうね
ここでいう本物は「本物の素材」
本物の木といっても
いろんな種類があります
普段建築で使うのは杉とか檜とか松
花粉症の人のにっくき彼奴らですw
まぁ花粉の話はいつかするとして
今日は本物の素材のお話
ここ10年でプリント技術が
発達したことで本物と
見紛うほどのものがたくさんあります
確かに汚れにくくて抗菌で
劣化もしないとなればいいですよね
それに比べて本物の木は
汚れるし、傷つくし色褪せる
水を含むし腐るし虫に喰われることも
なんともいいところなし?
かもしれません
香りがいいところくらいでしょうかねw
でも、触るとよくわかります
なんとも言えない温かさ
硬い木は冷たくはありますが、
素材の優しさというか
なんとも言えない
柔らかさが滲み出ています
柔らかい杉の木などは
なおさら温かみがあって
優しい感じ
よくよく静かにしていると
彼らのおしゃべりが聞こえてきそう
それもそのはず生きています
呼吸するし歳をとると
しわしわになるし
シミや汚れもできます
でもやっぱり味があります
みんなが古民家に惹かれるのはその「味」
新品やプリント木材にはマネできない
時間の重みがそこにあります
子どもたちの曇りないまなこで感じてほしい
子どもたちは正直
そして子どもたちの
柔らかい手のひらは
大人よりも遥かに感受性の
高いセンサーそのもの!
彼らは「木の妖精さん」と
おしゃべりできます
大人になるに従って
閉じてしまった感覚だけど
子どもたちは普通に
気にも留めず
できてしまいます
たとえ子どもたちが喋りかけなくても
「木の妖精さん」たちが囁いてくれます
本物の木には「妖精さん」がいます
バカバカしいとは思いません
ええ、大学で大人の
学生たちを相手にしても
やっぱり「木の妖精さん」の
存在は外せません
頭でっかちな理屈っぽい建築よりも
本来の人間の姿を大切にしたい
シムコノイエの念いです
積木づくりを通して
「木の妖精さん」と
仲良くなれるかもですね!
もちろん大人なあなたにも
できるはずです
大丈夫!
きっと思い出せますよ!
お待ちしております♪
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