今朝は朝から運動の一環として
掃除や片付けを行いました
特に草は気になっていて
先日からの大雨の後の晴れの天気で
草たちもよく伸びているかなと
しかし意外にも成長点を抑えられた
草たちは大きくは伸びずにいました
そしてカズラたちも先日丸めていたので
その部分はほとんど伸びることがなく
ついでに他の場所でそのままにしていた
カズラを丸めていく作業を
手で絡んだカズラをほどき丸めること
それは、ただの除草作業ではありません
ひとつの空間を調律し、
風と光の流れを整える行為
建築では余白をつくることで
光が生き、動線を絞ることで風が躍る
庭もまた同じ
暴れたカズラを厄介者として
刈り取ってうまうのではなく
その勢いを鎮め、枯れる時間を与えて
無慈悲な除草剤の即効性に頼らずに
やがて土に還るそのプロセスまで設計して
それは、自然と共に呼吸する
「場」を育てること
暮らしの場も、庭も、
手を入れることは破壊ではなく、再編成
生命の流れを読み取り編み直すこと

今日、丸められたカズラの輪は
ただの枯れ枝ではありません
空間に宿る見えない秩序の
小さな祈りの造形といえます
全部が生きているから
そんな簡単に根こそぎ
邪魔だからといってやれません
生きているものたちへ
即効性のもので無慈悲に
葬り去ることは私にはできません
今はこれでいいと私は思います
暑いけどこれでいいと思います
暑いですが少し雨っぽい天気に感謝しつつ☆