それでも、会えたことに感謝

二日間の相談会が
無事に終わりました

足を運んでくださったご家族に
まずは、ありがとうございました

いろいろなお話を聞きながら

今抱えている悩みや
これからどうしていきたいのかを

一緒に整理していきました

すぐに答えが出ることばかりではありません

それでも

少し先へ進むための道筋を
一緒に探ることができたのは

相談会を開いてよかったと思えたことの一つでした

そして

少し印象に残っている場面があります

スタジオに置いている
CH24、いわゆるYチェアに

初めて座られた時のこと

「これがYチェアなんですね」と

少し感慨深そうに
座っていらっしゃいました

家の相談とは
直接関係のないような小さな出来事ですが

私はこういう瞬間が好きです

今まで知らなかったものに触れて

何かを感じる

暮らしを考えることは
そんな小さな出会いの積み重ねでもあると思います

今回、話をしながら

自分自身について
改めて気づいたこともありました

私はどうやら

いわゆる「普通の家」をつくることには
あまり興味がないようです

普通の家が悪いということではありません

ただ

どこかで見たような間取りや
決められた暮らしの形を理想と思い込むよりも

その人にしかない暮らしや

その土地だから生まれる形を

一緒に探していくことの方に
私はずっと心が動きます

もちろん

家づくりは
こちらだけでつくるものではありません

住む人と

私たちと

職人さんたちと

それぞれが少しずつ考えながら
一つの場所をつくっていく

だからこそ

お互いに話をして

聞いて

少しずつ知っていくことが
大切なのだと思います

今回の相談会で

何か大きな結論が出たわけではありません

それでも

わざわざ足を運んでくださり

同じテーブルを囲んで
暮らしの話をすることができた

そのことを

今日は素直に
ありがたいと思っています

それでも、会えたことに感謝

またここから
少しずつです