植栽が入ると 家は急に呼吸を始める

家は建物が完成した瞬間に
完成するわけではないと思っています

植栽が入り
風が通り


光が葉を揺らし始めて
ようやく空気がその場所に宿っていく

高床の家も
いま少しずつ
土地と対話を始めています

木を植えると
不思議なくらい空気が変わります

建築だけでは
どうしても硬くなってしまう空間を
植物たちが静かにほぐしてくれるのです

夏の日差しを柔らかく受け止め
葉の影が外壁に揺れ
風の流れまで見えるようになる

最近は
「外構はあとでいいですか?」
という相談も増えました

もちろん予算とのバランスもあります

でも本当は


庭や植栽も含めて
暮らしの空気をつくっています

だから私は
植栽まで入った瞬間の家が
いちばん好きかもしれません

風が抜け
木漏れ日が落ち


ふとした瞬間に
“あぁ この場所いいな”
と思える

そんな小さな神々しさが
毎日の暮らしを整えてくれる気がしています

P.S. 月末には見学会(予約制)を開催予定です
ぜひどうぞ