長崎で暮らしていると、
湿気に悩まされた経験がある方は多いと思います。
押入れのカビ。
結露した窓。
乾かない洗濯物。
なんとなく重たい空気。
私自身も、
昔からそれが当たり前だと思っていました。
でも家づくりを続けていると、
湿気は我慢するものではなく、
付き合い方を考えるものだと感じるようになりました。
例えば、
風がどこから入って、
どこへ抜けていくのか。
床下の空気は動いているか。
太陽の光はどこまで届くか。
そうしたことの積み重ねで、
家の心地よさは大きく変わります。
今回の高床の家も、
湿気対策だけを目的にしたものではありません。

でも結果として、
風が通り、
床下の状態が確認しやすくなり、
長崎の気候と付き合いやすい家になりました。
新しい設備も大切です。
ただ、
まずは土地の気候を知り、
自然の力を上手に使うこと。
それも住まいづくりの大切な考え方だと思っています。
今週末の相談会では、
高床の家をきっかけに、
長崎の風や湿気とどう付き合っていくのか。
そんなことも一緒に考えてみたいと思います。

